ISBN:4061856944 文庫 島田 荘司 講談社 1994/06 ¥1,000

本も読んでますよー。
去年から読んでいて、ようやく読了。
遅すぎ。

なかなか面白かった。
舞台装置を作るのが本当にうまい。
解説の中で別の方が触れているのだが、
作者は作品を一つ一つの建物から構築するという。
なるほど。
だからこんなにも引き込まれるのか。
トリック自体は度肝を抜かれるっていうほどではなかった。
(ネタバレ)
やはり……偶然というのがひっかかりすぎる。
確かに可能性としては考えられるが。
個人的には屋根の上にいた必然性が欲しかった。
あとは犯人の異常性。
それがもう少し垣間見られたらよかった気がする。
探偵と犯人は接触がない。
まあその点も意図なのだろうけども。
うむ―って所。最後の日記もいらなかった気が。

御手洗がどうしてそこまでわかるかがかなり疑問でした。

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