□球体関節人形展
行ってきました。
どうしようか迷っていたのですが、
雑誌に天野可淡の人形が展示と書かれていたので行く事にしました。
初めて生で見る機会を逃すまいと。

インターネットのサイトで交通案内を参考にしたのですが、
1度目、バスを行き先を間違える。
2度目、別の経由の路線のバスに乗ってしまう。
(東京現代美術館前につかないバス)
そんな事を繰り返して泣きそうになりました(笑)
まあ、なんとか到着。

それほどの人ではなかったのでゆったりと鑑賞できました。
球体関節人形というのははじめて見たのですが、
凄いですな。何人かの作家の作品に舌を巻きました。
人形鑑賞なんて人生初めてなのですが、
いつまでも見てみたい人形も出てきて面白かったです。
恋月姫、三浦悦子 この方々はかなりインパクトありました。

天野可淡! す、凄い。
怖さを持っていながらなんとも魅力的な人形。
肌の色もなぜか暗い色。外国的な雰囲気をもったドール達。
目に焼きつく物ばかりでした。

この展示会のよかった点は、
人形を間近で見ることが出来る点だと思います。
ガラスなど遮る物などなく、手を差し出せば届く距離。
だからその作品の息吹をよくよく伝わってきました。

帰りに絵葉書やパンフでも買おうと思ったのですが、ダメでした。
人形を写真で撮影した物には何も感じないのです。
観てよくわかったのですが、角度によって人形はいろいろな表情を見せる。
だから、写真じゃ満足しないんです。
カタログも何らかの理由で可淡だけが出ていなかったのでやめました。
人形を鑑賞する時は3D映像みたいな物でどの角度から見えるものではダメだなぁと思いました。

イノセンスとはコラボ企画みたいな物だったんですね。
展示場の一角で予告ムービーが流れているだけでした。
満足な休日。帰りの道すがら、目に残る残像を楽しんでいました。

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