刺客行

2001年6月22日
いやぁこの作品は『ノワール』の中でも
いい作品です。
昔の『子連れ狼』を思い出しました。
まあ、共通点は刺客という点だけなんですが……。
まずは題名の通り、刺客を上手く描いている。
クロエにとってターゲットは殺すだけの存在。
だから、自分で殺す標的を狙う物は殺す。
最後の殺しをした理由はなんだろうか。
クロエが人間らしい感情を持っている
という事ではないだろうか。
殺人マシーンというわけではなく。
人間だから、怒りを感じて
殺したのではないだろうか。

後凄いと思ったのは手法。
この回はまったく血を見せずに死を表現している。
ナイフと効果音により。
その手法が音楽とマッチして、
なんともいえない感じを醸し出していた。
これが『ノワール』なのだ。

ミレイユや霧香が出ないのに、
ここまで面白いと感じれると。
もう、脱帽です。

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